セイコー キネティック オートリレー(SMA079P1)という腕時計を愛用しているのですが、
最近では秒針が2秒ごと進むようになってきました。
調べたところ2秒運針というらしく充電池の消耗が原因とのことで、交換にチャレンジします。

セイコー キネティック オートリレー SMA079P1(5J22-0B80)

電池交換不要！が売り文句のくせに電池交換が必要とは( ;∀;)

メーカーに修理依頼すると2万円ほどかかるそうなので自分で交換にチャレンジしてみます。

ちなみにケース・ブレス共にチタニウム製ですので見た目とは違いかなり軽いです。

キネティック用の充電池は数種類あり、キャリパー（ムーブメント）の種類を先に調べます。

裏蓋に4桁と4桁をハイフンで区切られた英数字がありますので調べます。

この時計の場合は5J22-0B80でした。

先頭の5J22がキャリパー番号です。

ネットで調べますと、適合する2次電池(キャパシタ)は3023　24X でしたので通販で購入しました。

一般の時計店では販売してくれないそうです。

腕時計の裏蓋なんか初めて開けますので、裏蓋オープナー も購入しました。

固定台とセットになっています。

作りがちゃちい中華製ですが安いのでいいでしょう(*'▽')

裏蓋オープナーで裏蓋を開けたら、ムーブメントとご対面です！

左下の丸い部分が2次電池ですがこのままでは作業できませんので、先に半月状のローターを外します。

中央のマイナスネジを緩めると外せますが、溝がかなり細いため極薄のマイナスドライバーが必要です。

ローターを取り外しました。

腕を振るとこれが回転し発電する仕組みです。

中央の丸い部分にはギアがはめ込んであります。

これでようやく2次電池が取り出せます。

電池にくっついている銅版ごとの交換になります。

あとは元通りに組み直し、時刻調整すればすべて完了です。

交換後は秒針の動きもちゃんと1秒ごとに動き出しました!(^^)!

これであと10年ほど持ってくれるかな？

裏蓋を開ける際にちょっと傷つけてしまったけど、2万円かけるよりはまだましかな〜
と考えて納得しています。

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